■今日の本
『晴れときどき女子高生―プラトニックチェーン』
ISBN:4087031527 単行本 渡辺浩弐 集英社 2004/12 ¥900
女子高生3人組が都市伝説の謎に挑む!
48階建てなのに、49階ある! 渋谷のランドマークビルの謎。携帯メールに誘われて、次々と姿を消す女子高生。そして、渋谷の街に降り注ぐ血と肉片。都市伝説の真相を女子高生トリオが暴く!?

 
「カヤノはお姫様みたいに、私を待ってる」
 
渡辺浩弐の書く話は、結構好きです。
ありりんに借りた「ゲームキッズ」とかすごく面白かった。
そもそも、昔、夕方にやってるゲーム番組に出てる頃から好きだったんだ。
 
今回もちょっと不気味で怖くて、でも先が気になる、そんな話。

今回の話は、主人公リカが行方不明になったカヤノを探しに行く話。行き先は、ランドマークビル・スカイチューブ。
(略称がスカチューなので、某セカチュウとダブって仕方なかった。多分似せてる)
 
渋谷に降った血の雨は、一体ドコから来たのか?
48階建てのビルなのに、何故49階あるのか。
消えてる1階は、どこにあるのか?
居なくなったカヤノは、どこにいるのか?
助けてくれてる、ナルミのアクセスしている「プラトニックチェーン」とはナニ?
 
そもそも、見えてるものは現実なのか?

読み進めても、謎が謎をよび、先が読みづらくて面白い。
推理、と言うよりはデジタルホラー。
ドキドキ感は保障します。
機械仕掛けとか、技術優先とか、そういう方面でも平気な人のほうが読むのには向いてるかも。
 
今度はマンガでも買ってみるかなー。

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