今日のDQ5 (41)
2005年1月24日 今日の「DQ5」■今日、いたストの公式攻略本を買いました。
……フローラさん……。あれでいいのかなあ。
電脳世界では「白バラの君・フローラさんを愛する会」みたいな同盟もあるのに……(正式名称は忘れました)
なんか、黒い世界に光臨するブラックダリア・その名はフローラ! みたいな……。ある意味セフィロスや竜王より、その台詞は恐い。
フローラさん(猫かぶり済み)とビアンカちゃん(何かものすごく怒っている)に挟まれて慌てふためくテっちゃんのイラストがよかったです。
……何したのさ、テっちゃん。
■ラインハット・リベンジ 9 (マリア視点)
神の塔がね、どういうマップだったかあやふやでね。もう入れないしね。データも残ってないしね。
……公式ガイドブック買っちゃったよ。
テっちゃん程方向感覚ないし、記憶力もないけど、それでもダンジョンで迷ったりしないんだよ。迷ってもレベル上げだと割り切れるから平気なんだよ。今後のところなんて見たらつまんないじゃないか。
……有効活用のために、あと何をすればいいだろう。
次はお城に戻って、「偽者の横っ面を張り倒す」(テっちゃん談)ことになります。
……フローラさん……。あれでいいのかなあ。
電脳世界では「白バラの君・フローラさんを愛する会」みたいな同盟もあるのに……(正式名称は忘れました)
なんか、黒い世界に光臨するブラックダリア・その名はフローラ! みたいな……。ある意味セフィロスや竜王より、その台詞は恐い。
フローラさん(猫かぶり済み)とビアンカちゃん(何かものすごく怒っている)に挟まれて慌てふためくテっちゃんのイラストがよかったです。
……何したのさ、テっちゃん。
■ラインハット・リベンジ 9 (マリア視点)
私達は、かなり長い時間がかかったとは言え、最上階まで登る事が出来ました。
途中、テスさんの「モンスターを改心させる」という所も見せていただきました。ドラゴンキッズのコドランさんと、ビックアイのガンドフさんが、一緒に来てくださることになったんです。
彼らはとても心優しいモンスターたちでした。
全てのモンスターが悪いのではないという体験は、かなり有意義なものになりました。
先ほどから、私達は休憩時間に入っています。ヘンリー様とテスさんは、私のことを気遣ってか何度も休憩を挟んでくれています。
扉を開けて以来、ずっと足手まといな感じで少し申し訳ない気がします。
「おかしいなあ」
テスさんが、ここまで登ってきた道筋を紙に書きながら困った顔でそのメモを見つめています。
「ここ、最上階でしょ? でもここまで鏡はなかったよね。……どこかで道を見落としたっけ? このあたり、全然いけてないみたい」
そういって、ヘンリー様と私にその紙を見せてくださいました。
そこには、これまで通って来た塔の地図が書かれ、どの階段がどこにつながっているのか書き込まれていました。
見てみると、三階の左半分が真っ白になっています。四階から上も同じようになっていました。
「……真ん中は吹き抜けになってたし、柱が邪魔して向こう側へもいけないんだよね。……どこで見落としたかなあ?」
「階段は全部登ったよな?」
ヘンリー様もその地図を見て首をかしげています。
実の所、私はもう既にどの道を通って来たかなど全く分からなくなっていたので、お二人がしっかりと記憶した上で地図まで書けるところにただひたすら感心するばかりで、全く何も言う事が出来ませんでした。
「ともかく、三階まで戻ろうか。二階の階段はどれもつながってなかったし、見落としてるとしたらそこしかないよ」
「……だな。マリア、大丈夫か?」
「ええ」
私は立ち上がって、お二人の後に続きます。
コドランさんが、私のことを励ますように隣を飛んでくれました。
「うーん」
テスさんは、地図と実際の三階を見比べながらしばらく首を傾げています。ヘンリー様は私を気遣ってか、座るようにすすめてくださいました。
「主殿」
先のほうを見に行っていたピエールさんが戻ってきました。
「道があったにはあったのですが」
「本当!?」
「ただ……」
私達はピエールさんの案内でその「道」を見ました。そして、彼が言葉を濁した理由を理解しました。
その道は、三階の吹き抜けを囲うようにたつ柱の、向こう側にありました。人が一人通るのがやっと、というほどの細さで、勿論手すりなどありません。そして遠くに塔の左側へ出る通路があるのが見えました。
「……これしかないね、行こうか。……マリアさんは、高いところは平気?」
「ええ、大丈夫です」
「じゃあ、ヘンリー君はマリアさんをお願い」
「任せろ!」
最初をピエールさんが歩き、その後ろをテスさん。そのまた後ろをヘンリー様。ヘンリー様は私の手を引いてくださいます。そして後ろをガンドフさん。コドランさんは飛べるので、テスさんの横を飛んでいます。
「コドランがうらやましい」
「ええ、本当に」
ヘンリー様の呟きに、私も同意するとヘンリー様は少し笑っていらっしゃいました。
無事三階の通路をとおり、そのまま見つけた階段を登り続けると、最上階にたどりつきました。
これまでとは床の色が違っていて、向こう側に祭壇あるのが見えました。ただ。
「向こうにどうやっていくんだろう?」
ヘンリー様が茫然とその祭壇を見つめながら呟きます。
そう、向こうまで通路は通じていませんでした。途中で途切れているんです。
「何かシスターが云ってたよね。何だっけ? ……己の見たことしか信じぬ者は、神の祝福を受けられない。勇気をだして一歩ふみだした者が、その祝福を受けられる……だっけ?」
「勇気って何だ?」
私は、その通路の端まで歩いて分かりました。
「大丈夫ですよ、お二人とも。通れます」
そういって、私は何もない空間に向かって歩き出します。
「危ない! マリア!」
ヘンリー様の声がして、私は振り返ります。
足元は、ふわふわして不思議な感覚です。
「……歩けてる」
テスさんが呟くのが聞こえました。
「ああ、なるほど、それで勇気ね」
テスさんとヘンリー様が一緒に何もない空間を歩いてきてくれました。
「すごいね、マリアさん」
テスさんがこちらを見て、にっこりと笑っていってくれました。
祭壇には、古びているのに凛とした風格を持った鏡が祭られていました。
「これが真実を映す鏡ねえ」
ヘンリー様がその鏡を手にとって、じっと見つめました。
「……まあ、これで偽者の化けの皮が剥がせるわけだ」
「いよいよだね」
「ああ」
私達は元来た道を歩いて、塔の外に出ました。
すると、後ろで扉がゆっくりと閉まります。
神の塔は、また永い眠りについたのでしょう。
神の塔がね、どういうマップだったかあやふやでね。もう入れないしね。データも残ってないしね。
……公式ガイドブック買っちゃったよ。
テっちゃん程方向感覚ないし、記憶力もないけど、それでもダンジョンで迷ったりしないんだよ。迷ってもレベル上げだと割り切れるから平気なんだよ。今後のところなんて見たらつまんないじゃないか。
……有効活用のために、あと何をすればいいだろう。
次はお城に戻って、「偽者の横っ面を張り倒す」(テっちゃん談)ことになります。
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