今日のDQ5 (9)
2004年12月19日 今日の「DQ5」■そのうち、日記が現実のゲームに追いつきます。
そうしたら、暫く日記はオヤスミでしょうね……。
ま、そうなったらそうなったで、気長に待っていただけると……。
いや、待ってる方がいるのなら、ですが(苦笑)
■サンタローズ (テス視点)
つーことで、大人な自分に会いました。
せつねー、せつねー、切ないよーーーーーーー。
ということで、ちょっと枝葉をつけてみました。
そりゃ、お父さんの話を無邪気にされたら、いくらテっちゃんでも泣くよ。テっちゃんがどんなにノンキでボケてても泣くよ。
あー、せつねえー。
これから妖精の国です。
ベラと冒険です。
ゲレゲレにも頑張ってもらいます。
あー、せつねえー。
そうしたら、暫く日記はオヤスミでしょうね……。
ま、そうなったらそうなったで、気長に待っていただけると……。
いや、待ってる方がいるのなら、ですが(苦笑)
■サンタローズ (テス視点)
お家に帰って、サンチョの作ってくれた鶏のトマト煮込みバジル風を食べて、寝ちゃった。
次の日、朝起きたら、お父さんはもう起きていて、本を読んでいた。
「ああ、起きたかテス。おはようよくねむっていたようだな。父さんは調べることがあるので今日は家にいるがお前も村の外に出たりしないようにな」
「はーい! 行こ、ゲレゲレ」
ボクはゲレゲレと一緒に一階におりる。
「あ、ぼっちゃんおはようございます。あの、まな板しりませんか?」
「しらないよー?」
「ですよね。おかしいなあ、どこへやったんだろう……?」
「いってきまーす!」
「いってらっしゃい!」
ボクはサンチョに手を振って、外に出る。今日も天気が良くて、気持ちいい風が吹いている。ビアンカちゃんのいるアルカパに比べたら何にもないけど、ボクはこっちの村のほうが好きだなあって思う。
「おう、ぼうず」
武器屋のおじさんが声を掛けてきた。
「さいきんおかしなことがおこるんだ。先日村にやってきたあの変なヤローのせいじゃねえのかって俺は思ってる。ぼうず、気をつけろよ」
「うん、わかったー」
ボクがお出かけしてるあいだに、街には見慣れない男の人が来ているみたい。で、色々へんなことが起こってるんだって。
……外に出たらダメでも、中でだったらいいかも。
よーし、その変なお兄ちゃん、探してみようかな。
そう思ってあちこち歩く。
教会のシスターは、ちょっと嬉しそうに、
「ねえテっちゃん。教会の前にいたステキな人はまだいたかしら……。どうしましょ……。もしかして私に気があったりして……」
「気があるってなあに?」
「好きってことよ」
「今度、会ったら聞いてあげようか?」
「聞いちゃだめよ」
何だか難しいなあ、って思って外に出てみると、紫色のマントとターバンのお兄ちゃんと目が合った。
「こんにちは。ボク」
お兄ちゃんはにっこり笑ってボクを見た。
「こんにちわ!」
ボクは元気に返事する。
「強そうなネコだね」
お兄ちゃんは、ゲレゲレを見てにっこり笑う。
「うん。ゲレゲレ、強いよ! ビアンカちゃんと助けたの!」
「へえ、ボク強いんだ」
「えへへー」
ボクは笑う。ゲレゲレを見てみたら、困ったように僕とお兄ちゃんを見比べている。
「わかった、お兄ちゃんが怪しい素敵な人でしょ」
「……ボクそんな風に言われてるんだ」
お兄ちゃんは困ったように笑った。
「ボクはね、ちょっと探し物をしててね。で、世界中を回ってるんだ。今日はこの村を探しにきたんだよ」
「へえ! じゃあ、ボクのお父さんと一緒だね! ボクのお父さんも探し物してるんだよ。お話してみたら、いいかも! ボクのお家ね、あれ!」
ボクが家を指差すと、お兄ちゃんも家の方を見る。
ちょっと泣きそうな顔をしてた。
「お兄ちゃん? 大丈夫?」
「うん、元気だよ。……大丈夫」
お兄ちゃんはしゃがんで、ボクと目を合わせた。
お兄ちゃんは、どこかで見たような感じの顔をしてた。
そうだ、お父さんとちょっと似てるかも。やさしそうな、お兄ちゃんだ。
「あれ、ボク、ステキな宝石を持っているねえ。その宝石をちょっと見せてくれないかなあ?」
「えー? どうしようかなあ」
ビアンカちゃんから預かったんだけど、人に見せてもいいのかな?困ってると、お兄ちゃんは困ったように笑った。
「あはは、別に盗んだりしないよ。信用してね」
「そうなの? じゃ、いいよ」
ボクが宝石をみせると、お兄ちゃんは立ち上がって太陽にすかしてみたり、顔に近づけたりしてまじまじと調べた後、
「本当にきれいな宝石だね。はいありがとう。……坊やお父さんを大切にしてあげるんだよ」
ボクは宝石を受け取る。
「うん、お父さん、大好きだもん!」
ボクは宝石をしっかりしまうと、お兄ちゃんに手を振ってさようならって言った。
「あ、ねえ!」
お兄ちゃんがボクを呼び止める。
「あのねボク! キミはこれから大変な目にあうかもしれない。……けどね。キミはすごい強運の持ち主だよ。世界はキミにやさしいし、みんなキミの味方だよ」
「おにいちゃんも?」
「もちろん。だからね、負けちゃいけないよ。いっぱい大変な目にあったあとは、いっぱい楽しいことがあるからね。負けないでね」
「うん、わかったー。ボクね、負けないよー。じゃあね、おにいちゃんバイバイ!」
お兄ちゃんはボクに手を振った。ボクもおにいちゃんに手を振った。
ゲレゲレが、ちょっと困ったようにお兄ちゃんを見上げてる。
「早く行かないと、おいてかれちゃうよ? ゲレゲレ」
向こうでお兄ちゃんの声がして、ゲレゲレがボクの方に走ってきた。ボクはお兄ちゃんに手を振りなおして、そのまま遊びに行くことにした。
村では変なことがいっぱい起こってるみたいだった。
「宿帳に落書きしたの、坊やじゃないよね?」
「ちがうよー?」
「お鍋の中身が全部なくなっちゃったのよ、変ねえ」
「おかしいねー?」
犯人を見つけるぞー!
ボクは村中を走り回って、それで、宿屋の地下のお酒屋さんで、女の子に会った。
ちょっと、透けてて向こうが見える。
透けてる人は、お化けだ。
「ねえ、お化けなの?」
ボクが話しかけたのを、お酒屋さんのおじさんが不思議そうに見ている。もしかして、誰にもこの女の子、見えてないのかな?
「お化けじゃないけど……。ようやく私の事を見てくれる人が居たわけね!」
女の子は、嬉しそうに言うと立ち上がった。
犯人だ!
やったあ!
つづく。
つーことで、大人な自分に会いました。
せつねー、せつねー、切ないよーーーーーーー。
ということで、ちょっと枝葉をつけてみました。
そりゃ、お父さんの話を無邪気にされたら、いくらテっちゃんでも泣くよ。テっちゃんがどんなにノンキでボケてても泣くよ。
あー、せつねえー。
これから妖精の国です。
ベラと冒険です。
ゲレゲレにも頑張ってもらいます。
あー、せつねえー。
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