■下に書いた日記が自分で読んでも「ちょっとどうなの」と思うくらい暗黒色なので(苦笑)ちょっと別の話でも書いて、少しでも下に追いやることにしました。
ということで、先ほど悪口の中に書いた「品がない」ということについて、思っていることをあれこれ、理想論として書いておこうと思います。
 
 
■高校生のとき、ちょっと「がーん」とショックを受けたことがあります。いきなりな告白になってしまうので、相手はいまさらな話に吃驚するかもしれませんが、別に悪いことを言うわけではないので、許してやってくださいね、とか先に断りをいれて。
 
お友達の北郎先生の話の言葉使いというのが、うらやましかったんですよ、高校時代。
というのも、目上の人である先生と話すときでも、友人である私達と話すときでも、彼女は家族のことを話すときには「父が」「母が」「姉が」という言葉で話していたのです。
私はそのころ、まだ公私の区別もつかず、「お父さんが」「お母さんが」といっていたわけです。
あれは、本当に、高校時代かなりの衝撃を感じたのです。
そういう、言葉の区別をちゃんとしていることに。
 
 
■現在、個人的には「言葉使い」というのはかなり重要なものである、と考えています。もう、こういう年齢になってきたので、もちろん人前で「お父さんが」なんてことはほぼ言わなくなりました(それでもたまに気を抜くといってしまっているあたり間が抜けている)
まあ、日記の文章を読んでもらっても分かるとおり、私は未だに正しい言葉使いが身についていないと思います。
そりゃ、気軽に読める日記であるのだから、堅苦しくかく必要などはまったくないわけですが、時々自分でも読み返して「言葉の崩れっぷり」にがっくり来るわけです。
 
 
 
■言葉使いというのは、ある程度気をつけたら直せるもので、だからこそ、最近「言葉使いを丁寧にしよう」と考えています。
そう考えるようになったのは、最近、いろいろな場面で人が話しているのを見ていて、丁寧な言葉使いの人と、そうでない人の印象というものの差をひしひしと感じたからです。
はっきり云って、言葉使いが乱暴な人、敬語という概念のない人、お店で店員に横柄な言葉を使う人、というのは見ていて不快だと思ったのです。
そのひとがどれだけおしゃれであろうが、どれだけ美しかろうが、格好よかろうが、全部台無しになるわけです。
TVに出てくる有名人も、格好いいけどどうしようもない人、って沢山いますよね。格好良さというのは一言で言えないな、と気づいたのです。
 
 
■最近は、どうにも「若いというのは良いことだ」という概念がまかり通っているのか、歳のわりに若い格好している人が居ます。これもTVで見てて思うのですが、「友達親子」などと云って、高校生の娘と同じ格好をしている母親とか、平気で映っていたりするでしょう。
ああいうのは良くないと思うのです。
「歳相応の落ち着き」というものが必要だと思うのです。
まあ、好き好きであるといってしまえばそれまでなのかもしれませんが、やはりああいうのは見苦しいと思います。
 
 
■同時に、流行というもののみにひっぱられていて、あまり確固とした考えを持っていない、というのもみっともないと思うのです。
別に流行を追うのが悪いとはいいません。
でも、それを追いかける理由、必要性というのが本当にあるのか、というのは考えたほうがいいと思うんです。
まあ、この国には「右へ倣え」とか「違うものは排除せよ」とか、そういう考え方が根本にあるようで、自分と違うものはゆるさないような空気がありますね。
狭い範囲で言えば、校則では禁止されているルーズソックスを、みんなが履いているから、履いていない校則を守っている子が逆にいじめられたりね。
この場合であれば、「他人と違っても私は校則を守りたいとおもう」という考えがあってのことですよね、たぶん(まあ、先生の心証を良くしようという打算もあるかもしれないけれど)
でも、右へ倣った者には、「はずされたくない」という保身の気持ちしかないわけですよね?
流行って、こういう打算のものでしかないのに、どうして追っかけなきゃいけないんでしょう?
 
 
■ああ、なんだか自分でも何を書いているのか分からなくなってきた。
 
 
■で、品のよさです。
私の考える品のよさというのは、どうやら歳相応に落ち着いていて、流行に関係なく自分に合った格好をしていて、信念があって、言葉使いが良くて、立ち居振る舞いが良い、というものみたいです。
……これって品のよさ、ではなくて理想形か。
でも、たとえば「あの人は流行おくれだ」とかいってせせらわらうっていうのは、やっぱり品のないことだと思うしなあ。
 
 
■とりあえず、言葉遣いに気をつけるというのと、落ち着きをもつということ、それと姿勢よくいる、というのを今後の人生のテーマにしようかな、とか思いました。
 
 
■それにしても、読み返してつくづく、何が言いたいのか分からない文章になっていて、それはそれで言葉遣いがなっていないな、などと思ったりしたのでした。
以上。きょうはここまで。
 
 
 

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