■今日の本
『なんて素敵にジャパネスク (7)』 ISBN:408614638X 文庫 氷室冴子 集英社 1999/10 ¥400

この巻の見所は煌姫の変貌でしょう。
お金のないのはいや、だけど人殺しはもっといや、ということでさっさと帥の宮を見限り(まあ目をかけてもらっていたわけでもないが)ついていけるのは瑠璃さんだけだと悟ってからの、彼女の動きのよさは目を見張るものがありました。
やっぱり、こういう女性は強くてすばらしい。
このときの守弥の行動のすばやさもなかなかにしてよかった。
どんどんチームワークがしっかりしていきますね。
 
融くんと由良姫の駆け落ち(本人達否定)も、瑠璃さんに言わせれば「陰謀を遅らせるためにいいことであった」になり、挙句褒め言葉が「一生に一回のヒットを飛ばした」
……強く生きろ、融。
融くんも可愛くてすごく好きですよ。
山内絵で。
 
いろんなところへの不義理がたまっていっていて、他人事ながら多少心配な7巻でした(笑)
 
 

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