汝みずからを笑え
2004年10月20日 今日の「本」(活字)
■今日の本
『汝みずからを笑え』ISBN:4167588064 文庫 土屋賢二 文芸春秋 2003/03 ¥500 文学・評論 売上人気:30,957位
今月三冊目の土屋先生。
そろそろパターンも解ってきたわけですが、それでも面白いですよ。
なんだろう、本当はすごく高度な話題転換術というか、言い換えの語彙の豊富さとか色々と秘訣があるはずだろうけど、一言で言うと「私もこのくらいへ理屈をうまく言えるようになって言い訳達人になりたいなあ」とか、そういうことをうっかり云ってしまいそうな感じの本です。
いや、面白いんだよ。
買い物で失敗しなくなる方法とか、大好きだよ。
この面白おかしさは文系の人のほうがより解るんじゃないかな、と思う。
一回哲学の授業を聞いてみたいと思い始めてきたよ。
色々な長さの短編が入っていて、結構お得かも。
ところで、私は柴門ふみの作品は読んだことも見たこともないからわからないけれど、少なくとも彼女の作品を読むよりは、土屋センセのほかの本を読みたいと思う。
先生、恋愛話に興味のない女もいるんだぜ?(笑)
『汝みずからを笑え』ISBN:4167588064 文庫 土屋賢二 文芸春秋 2003/03 ¥500 文学・評論 売上人気:30,957位
内容(「BOOK」データベースより)
「本書を手に取っている人にいいたい。あなたは幸運だ。千載一遇のチャンスといってもいい」(まえがきより)。その理由とは(笑)?「文章の書き方」「日本の夫のジレンマ」「こうすれば景気はよくなる」「中年女が最高」「柴門ふみに反省を求める」などなど、深遠なテーマを「笑い」に包んで哲学する、ご存じ土屋センセイのエッセイ集。
目次>
文章の書き方
編集者からの電話
百年後に開けるタイムカプセルに何を入れるか
不忍池の思い出
英語公用語論では手ぬるい
下にもおかぬもてなし
日本の夫のジレンマ
遺書―友人の娘Z子様
叱られて
ここ五百万年をふりかえって〔ほか〕
今月三冊目の土屋先生。
そろそろパターンも解ってきたわけですが、それでも面白いですよ。
なんだろう、本当はすごく高度な話題転換術というか、言い換えの語彙の豊富さとか色々と秘訣があるはずだろうけど、一言で言うと「私もこのくらいへ理屈をうまく言えるようになって言い訳達人になりたいなあ」とか、そういうことをうっかり云ってしまいそうな感じの本です。
いや、面白いんだよ。
買い物で失敗しなくなる方法とか、大好きだよ。
この面白おかしさは文系の人のほうがより解るんじゃないかな、と思う。
一回哲学の授業を聞いてみたいと思い始めてきたよ。
色々な長さの短編が入っていて、結構お得かも。
ところで、私は柴門ふみの作品は読んだことも見たこともないからわからないけれど、少なくとも彼女の作品を読むよりは、土屋センセのほかの本を読みたいと思う。
先生、恋愛話に興味のない女もいるんだぜ?(笑)
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