DVD バップ 2003/12/21 ¥5,040 アニメ 売上人気:3,762位
スタジオジブリの大ヒット作『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』で作画監督を務めた高坂希太郎の監督デビュー作。故郷アンダルシアで開かれる一大自転車レースに参加するペペ。しかしレース当日は、彼の元恋人と兄の結婚式と重なってしまい、さらにレースの最中、彼は無線で、スポンサー企業から解雇される話を聞いてしまう。
過剰なほどの鮮やかなブルーで再現される空。その下に広がる南スペインの風景を見るだけでも、晴れやかな気分にさせる。作画のタッチ、とくにキャラクターはジブリ作品のテイストを受け継ぎながらも、要所で原作(黒田硫黄のコミック)のタッチも採用。自転車レースでは、俯瞰(ふかん)などのアングルを駆使することで、マラソン中継を見ているような緊張感とともに、チームレースとしての駆け引きを楽しめる。ドラマ部分が焦点を当てるのは、故郷に対するペペの屈折した心境。彼の思いが集約されるクライマックスは、ジブリ作品とはちがって、大人にしか分からない切なさが伴う。そして、47分という長さは、自転車の疾走感と同じように、スカッとした印象を残すのにぴったりだ。


そもそも、映画館で「予告」を見たときにはなんとも思わなかったのです。むしろ「なんで茄子?」と思っていたくらいなのです。
なんで見たかってあなた、大泉さんですよ。
大泉洋が主役だったからですよ。
 
水曜どうでしょうの波がついにこういう方面にもやってきたのですよ。中毒もすぐそこですよ。
 
というわけで、アンダルシアの夏。
http://www.nasu-summer.com/

とても良かった。話が素敵。
そもそもは公式サイトでちゃんと内容を確かめてからレンタルに行ったわけですが(いくら大泉さんが主役でも、話が面白そうじゃなければお金なんて出しませんよ)結構皮肉な感じの話で、興味がわいたんですよ。
で、借りてみてみてみたら、かなり良かった。
47分というかなり短い話なのですが、人生ってそういうものよね、とかちょっとほろりとくるような感じの話で。
基本的に、主人公ぺぺは、不運体質というか、あまり幸福ではない感じで、それは物語が終わってもあんまり変わってないとおもうんですが、それでもこの物語はそれでいいと思います。
ハッピーエンドなんて人生には訪れないんですよ。たぶん。
「エンド」がつくことは、死ぬまでないんです。
その日がどれだけハッピーでも、アンハッピーでも日常は続いていくんだよ、って、そういう感じの物語。
ぺぺも、いずれハッピーがやってくると思います。

スピード感がとってもあります。
はっきりいってかなり面白い。
自転車レース、生で見たいな、とか思わせる作品。
見てない人は、ぜひ見るべきだ。

大泉さんの声優っぷりも見もの。
かなりうまいですよ。
脇を固める小池栄子とか筧利夫ももちろん。
 
 
 
いい作品に出会わせてくれてありがとう大泉さん。
 
 
 

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索