■今日の本
『紅茶を注文する方法』ISBN:4167588080 文庫 土屋賢二 文藝春秋 2004/10 ¥490 売上人気:2,592位
内容(「MARC」データベースより)
なぜ私の本は売れないのか? その裏には重大な秘密が隠されていた! 公私ともに問題山積のおなじみ「笑う哲学者」がへ理屈をこね回す爆笑エッセイ集。『週刊文春』連載の単行本化。
目次>
問の章(文字が書けない
不得意な仕事 ほか)
題の章(日米関係のために
さくらももこ効果 ほか)
山の章(新入生のみなさんへ
中年女の去った後 ほか)
積の章(本はどこへ行った
計画倒れに終わる理由 ほか)

 
かなり前、森博嗣と土屋賢二対談集である本を読みました。「人間は考えるFになる」ってやつです。過去の日記に書いてあります。9月16日です。結構前です。
で、そのとき「土屋賢二面白いなあ」と思っていたら、タイムリーにも文庫新刊が出ていたので買ってみました。
帯が素敵。以下、帯。
*本書を購入する方法*
1・ほかの作家の棚を見ない。
2・すでに読んだ人の感想を信用しない。
3・中身を見ないうちにレジへ直行!

なるほど。とりあえず1はしてしまったし(椎名誠も新刊を出していたから)帯の方法を守ってないけど、2については周りに居ないし、3もとりあえずいつもやってることだから気にせず、レジにいきました。
 
かなり面白かったです。
特に、文章の韻の踏み方とか(そういう説明では間違ってる気もするが)リズムの取り方とか、言い訳の仕方とか、そういうのが面白い。文章で笑わせるという感じが好きであれば、読んでおいたほうがいいと思う(内容は結構悲惨かつ、結構ありそうな感じがする話だ)
 
個人的には「卒業生に贈る言葉」が好きです。ちょっと抜粋。
『この四年間、わたしは微力を尽くしてきたつもりです。そしていま、みなさんを曲がりなりにも一人前の人間に仕立て上げるのに、今年も失敗したかな、という思いを禁じえません。』
私もこういう、いかした言葉を言ってみたいものです。
あ、土屋先生は、大学教授さんですよ。
 
 

とりあえず、お勧め。
ほかの本も読んでみようと思ってます。
 
 
 

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